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「人食いバクテリア」と、その症状

2015年2月25日(水)14時現在の各紙サイトより

国内主要紙一面トップ記事、及び社説・主張

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【朝日新聞】
「朝刊一面トップ」
『帰還希望世帯1~2割 福島第一周辺4町、復興庁調査』
「社説」
『自衛隊の統制 抑制が生み出す信頼』
『地域自主組織 住民参加と行動の場に』

【産経新聞】
「朝刊一面トップ」
『水素社会 未来からリアルに FCV本格生産 災害時にも強み』
「主張」
『校長ブログ 神話や伝承から学びたい』
『日本赤軍逮捕 テロ連鎖の苦い記憶刻め』

【東京新聞】
「朝刊一面トップ」
『汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一』
「社説」
『辺野古「移設」 反対派拘束は行き過ぎ』
『議会の白杖制限 無理解では済まされぬ』

【日経新聞】
「朝刊一面トップ」
『銀行、持ち株傘下で新事業可能に 17年ぶり規制転換』
「社説」
『恩恵だけでない資源・素材安』
『M&Aの腕を磨いて世界展開の加速を』

【毎日新聞】
「朝刊一面トップ」
『地下鉄サリン 被害者6割、目に不調 広島大調査』
「社説」
『政治とカネ 首相は真剣に向き合え』
『戦後70年談話 国際理解を得るために』

【読売新聞】
「朝刊一面トップ」
『民法 抜本改正を答申 法制審 契約分野、120年ぶり 来月末に国会提出』
「社説」
『国連「70年」討論 歴史を曲げる中国の反日宣伝』
『騒音条例改正案 子供の声に寛容でありたい』


きょうの注目記事

毎日新聞の記事、『人食いバクテリア 昨年患者273人、致死率30〜50%』から。

『突然発症して急激に手足の壊死(えし)などが進み、時に人の命を奪う
「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者報告数が近年、増加傾向にある』
とのことです。

急激な進行と致死率の高さから「人食いバクテリア」と呼ばれています。

『国立感染症研究所によると、昨年は1999年の調査開始以降最も多い
273人に達した。今年も2月15日までで68人に上る』そうで、
患者数は実に10年前の6倍に増加しているそうです。

『主な原因菌の「A群溶血性レンサ球菌」は特別な細菌ではない。』
『傷口などから細菌が体に入ると、まれに劇症化することがある。』
『なぜ劇症化するかは解明されていない。』

『初期症状は手足の痛みや腫れ、発熱などだが、病気の進行は極めて速い。
細菌が急激に増殖し、通常は細菌のいない筋肉や筋膜を壊死させたり、血流に
乗って全身に回って多臓器不全などを引き起こしたりする。』

『厄介なのは、抗菌薬の効果が菌の増殖スピードに追いつかない場合もある
ことだ。』

『「足が痛い」と訴えて来院した患者を診察した際、壊死して皮膚が紫色に
変色した部分が見る間に広がっていった例もあった。』

『(診察した:編者注)教授は「体内で免疫機構が全く機能せず、細菌が自由
に増殖していくのを見ているようだった。どんどん壊死が広がる場合は切断
して止めるしかない」と話す。』

そう滅多に感染するものではないのでしょうが、恐ろしいですね。
患者数が急増していることと、その理由がはっきりしていないことも、不安な
ところです。


編集後記

前にこの欄で書いた、ネコの引っかき傷。
まだ傷跡は残っていますが、ようやく治りました。

治る前に「人食いバクテリア」の記事を読んでいたら、不安になるところでした。

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