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ネットの中傷について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年2月6日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『米国発の保護主義の連鎖を許すな』
『「郵政」見直しなら民意を問え』
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【毎日新聞】
『「円天」事件 甘いワナを暴き出す捜査を』
『読書感想文 理解を表現し、対話する力に』
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【読売新聞】
『海賊対策新法 武器使用権限の拡大が肝要だ』
『「円天」詐欺 悪質商法に素早く対処せよ』
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【朝日新聞】
『ネットの中傷―表現の舞台を汚す卑劣さ』
『タイ首相来日―不況の克服へ態勢作りを』
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【産経新聞】
『減反見直し 農業改革へのたたき台に』
『橋下知事1年 大胆な手法で改革継続を』
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【東京新聞】
『バイ・アメリカン 保護主義を助長す』
『『円天』事件 繰り返される大型詐欺』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

本日付「朝日新聞」
『ネットの中傷―表現の舞台を汚す卑劣さ』の社説。




『ブログへの書き込みをめぐる集団摘発はきわめて異例だ。それほどネットの世界には、悪質きわまりない書き込みがあふれているということだ。』

『書かれた方はたまらない。』

『深刻なのは、そうした無責任な書き込み行為が幅広い層に広まっている点だ。(中略)もはや見過ごせない状況だ。』




私も5年ほど前からブログや既存の掲示板、或いは他の方のメルマガなどにより、私信を発し始めた。

私自身の知名度の低さもあるのだろうが、読者の方々に恵まれたことが大きく、これまで幸いにもこうした被害は受けてはいない。

あらためて、皆さまに感謝したい。




『健全なネット社会を築くには世の中全体の努力が要る。学校も家庭も、ネットの使い方と発信者の責任をきちんと教えるべき時代になった。』

『背景にあるのは、名乗らずに発信できるネット社会の特性だろう。だが、自分だけは姿の見えにくい場所に立って、一方的に悪口を浴びせたり事実に反する書き込みをしたりするのは、あまりにも卑劣ではないか。』




ブログを始めたばかりの頃。
いわゆる「ネチケット」についてよくわからず、自覚のないまま「トラックバックスパム」のような行為をしてしまったことがあった。

この場合についても幸いなことに、トラックバック先の方々やその読者の方々から、「あなたの行為はマナー違反ですよ」と、具体的に教えていただけた。

私がこうしてネットを介して情報発信できるということは、本当に様々な方々に支えられているがゆえと、あらためて実感する。

悪意をもってコメントの書き込みなどを行う人も少なくないだろうが、私のように「無知」であるがゆえの行為というケースもあるように思われる。

また、ネット特有の匿名性ということもあるだろう。

学校か家庭かはともかくとして、ネットデビューにあたっては、やはり何らかの教育が必要かもしれない。




『もちろん、ネットそのものの役割は前向きにとらえたい。だれもが世界に向けて自分の意見を発信できる。この新しいメディアによって、表現や言論の舞台は大きく広がった。その場はしっかりと守らなくてはならない。』

『だからこそ、その発信には責任が伴う。だれかを根拠もなくののしる行為はまっとうな意見表明とは異なる。批判するならば、事実にもとづいて自分の考えを冷静に伝える。そんな慣習が、急速に拡大したネット社会にはまだ根づいていない。』




私も、インターネットの恩恵をたくさん受けている。
その点のみについていえば、時代に恵まれたと思う。

しかし、こうしてネットを利用していれば、いつ自分自身が被害者、或いは加害者になってもおかしくはない。

このあたりについては、私も気をつける必要があろう。


【今日の雑感】

『アンタと価値観について言い争う気なんかないよ。
 将来、どっちが幸せな人生送ってるかで勝負しようや。』


以前、私は「戯言家(ぎげんか)」と名乗っていたことがありました。
冒頭のコトバは、その時期に私が発した「格言」ならぬ「戯言(ぎげん)」です。


その人の考え方や価値観、或いは行動などは、その人の人生に色濃く反映されるものと思います。

考え方・価値観・行動が素晴らしいものであるとしたならば、それに基づいて歩んだ人生は、きっと素晴らしいものになることでしょう。

どちらの価値観・考え方が正しいのか、或いは勝っているのか...。
そのような議論を繰り広げても、平行線をたどるばかりだと思います。

どうしても白黒つけたいという人がいたとしたら、私は、
「どっちが将来幸せな人生を送っているかで競いましょう」
そう答えるつもりでいます。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年2月6日




























締切:2009年02月07日22時00分

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