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タイにおける混乱について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年4月14日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『タイの秩序回復へ日本政府も発言せよ』
『民主への逆風続く知事選』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『安保理議長声明 中国の責任が重くなった』
『朝日襲撃事件 新潮は納得いく説明を』
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【読売新聞】
『安心社会の実現 経済危機後の展望が重要だ』
『タイ非常事態 混乱拡大で失う国際的信用』
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【朝日新聞】
『タイの混乱 アジアの信頼回復を急げ』
『結核 過去の病気と侮れない』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『「安心」実現会議 新国家像に国民的合意を』
『タイ混乱 早急に事態の収拾を図れ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『民主連敗 現実直視し次に備えよ』
『タイ騒乱 『暴力の応酬』止めねば』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

タイにおける混乱について、最近の社説から見てみる。
国内紙の他、タイのメディア「ネーション」紙の社説からも引用した。


日本紙でもタイ紙でも、その見解はおおむね一致しているようだ。

しかし、日本の新聞が、アピシット首相やタイ当局の責任を重く見ているのに対し、ネーション紙では「国民が悪い」としているように見受けられる。

ちなみに、ネーション紙の社説表題も、『国民に再び裏切られたタイ』だ。

ネーション社説文面では、国民の中でもとりわけ「タクシン支持派」を非難しているように受け取れる。

しかし、「ウィキペディア」によれば、ネーションを抱える「ネーション・マルチメディア・グループ」は、『タクシンの主催するタイ愛国党の幹事一族が筆頭』とされている。

その後、グループの運営者に何か変化があったのだろうか。

ネーション紙の「立ち位置」が気になるところだ。


日本国内紙の多くが、「タイが何とかしろ」との論調だが、
産経紙には
『日本の外交力はこうした時こそ発揮されねばならない』
日経紙には
『日本政府は激励の意味を込めてタイ政府に苦言を呈することも必要ではないか』
との一節がある。

「日本に何ができるか」という視点は、個人的に好感が持てる。


今日の雑感

タイ。
数年前に、観光旅行で訪れたことがあります。

「トゥクトゥク」の運ちゃん連中にボラれかけたりもしましたが、食事もおいしく、とても楽しめました。

現地ガイドさんの日本語がとても上手だったことも印象的です。

ただ、熱くなるときはかなり熱くなってしまうお国柄のようで、今回のような混乱も、さもありなんといった感があります。

余裕ができたら、また行ってみたいです。
混乱が収まるよう、祈っております。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年4月14日




























締切:2009年04月15日22時00分

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