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オバマ大統領のノーベル平和賞受賞について

報道されていることは「真実の全て」ではありません。

場合によっては、各メディアにとって「都合のいい真実」だけを編集していることもあるかもしれません。

初めての方は、まずこちらからご覧下さい。

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年10月10日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『外国人参政権 地方に限っても禍根を残す』
『ノーベル平和賞 オバマ「変革」への大きな期待』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『ノーベル平和賞 オバマ変革への深い共感』
『日本と韓国 歴史を直視して、前へ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『返済猶予原案 市場歪める制度再考求む』
『オバマ氏平和賞 評価に見合う成果が課題』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『オバマ氏平和賞 理想主義へのエールだ』
『連合新体制 "国民労組"へ脱皮急げ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『「核兵器なき世界」への行動促した平和賞』
『虚偽献金の説明は不十分だ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『オバマ氏平和賞 さあ次は理想の実現だ』
『日韓首脳会談 北の核で結束強めた』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞について書かれている社説を見てみる。


前回の当コーナーで、オバマ大統領に対する人種差別について取り上げた。

本日は、それとは正反対な話題だ。


産経紙のみ、
『オバマ政権をめぐる(中略)現実を見ると、(中略)委員会の評価に見合う成果を挙げていくのは容易なことではないだろう』
と、今後のオバマ大統領の活躍に懐疑的だが、他紙はおおむね「応援する」といった具合だ。

日頃「アメリカ様々」という産経紙。

それが、オバマ大統領に対しては、
『それにしても政権発足後まだ10カ月もたっていない段階で、平和賞を贈った委員会の判断に問題はなかったのだろうか』
と、辛辣だ。


ただ、個人的にも、
『就任9か月のオバマ大統領の場合、期待が先行しているきらいがある。今後、いかに実のある成果を上げるかが重要な課題だ』(読売紙)
とは思う。

受賞は、いささか早すぎるのではなかろうか。

『今回の受賞は多くの宿題を抱えたオバマ氏が、真の実績を上げるために背中を押したものと受け止めるべきだ』(日経紙)
と、いうところだろう。

また、朝日紙の『ブッシュ政権への批判』というのも、面白い視点だ。


日経紙の、
『世界的な核管理体制には既存の核保有国に有利な面もある』
との一文には、思うところがある。

さんざん核兵器を作り、実験を繰り返し、非戦闘員に投下までした国の大統領の「核なき世界」宣言が、一貫して非核を訴え続けている国よりも高い評価を得るというのは、どうなのだろうか。

もっとも、「密約」その他あるようなので、一概には言えないかもしれないが。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

台風が過ぎ去ったあたりから、急に「寒さ」と「乾燥」を感じ始めました。

涼しいと思う日は今シーズン、これまでにもありましたが、昨日あたりは「寒い」という感じがしました。

いよいよ、本格的な秋の到来です。


今日の一枚

昨日初めて、「キンモクセイ」の香りに気付きました。

あらためてあたりを見回してみると、小さいオレンジ色の花が、ここかしこに見られます。

今日の一枚は、通勤途上で見かけたキンモクセイの木です。

キンモクセイの香りを、「トイレの匂い」という人がいます。

無粋ですが、確かにそんなイメージはあります。

kimmokusei.jpg



【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】

2009年10月10日













締切:2009年10月11日22時00分
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