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米中首脳会談について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年11月19日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『官僚OB人事官 適材の起用なら問題はない』
『クロマグロ規制 トロを楽しむには我慢も必要』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『事業仕分け 大なた効果を次につなげ』
『党首討論 情けない首相の逃げ腰』
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【産経新聞】
『普天間作業部会 決断先送りの場にするな』
『オバマ歴訪 中国の軍拡容認は残念だ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『人事官人事 天下り根絶手綱締めよ』
『ミャンマー 対話ムード実らせたい』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『大手銀の業績は最悪期を脱したが』
『ワクチン不足が根本の問題だ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『犯罪白書 「規範意識」が低下した』
『党首討論 まだ一度も開かぬとは』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

米中首脳会談について書かれた社説を見てみる。


予想通り、右系紙はネガティブに、左系紙はポジティブに捉えているようだ。

特に、環境対策について。

「気候変動枠組み条約第15回締約国会議」や「排出削減の合意達成」などに触れる新聞が多い中、産経紙には、

『注目された環境問題でも、二酸化炭素排出量が世界のトップ2を占める両国は、削減目標を打ち出さなかった』

『中国は自国を含む途上国の経済発展を阻害すべきではない、と目標値設定に反対してきており、米側はそれを容認する結果になったとみられる』

とだけしか書かれていない。

このあたり、かなり印象が変わってくる。


先日紹介したとおり、産経紙は日米関係を「友人」にたとえている。

それについて私は、
「"中国"という、最近急に魅力的になってきた女に興味を示し出した亭主関白のダンナに、棄てられまいとして健気に尽くす古女房」
という印象を受けると書いた。

以下の、産経紙社説の一節。

『米国は日米安保体制をアジア戦略の基軸にしてきたが、世界規模の問題に対処するため、中国との提携に重心を移したともいえる』

『日本としては、日米同盟を堅固にし、「米中G2」の独走に歯止めをかけるべきだ。迷走しているひまはない』

このあたりを読むと、やはり私の見立てのほうが合っているような気がしてしまう。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

先日、「市橋容疑者の口元が私に似ていて驚いた」と、書きました。

しかし、よく検証してみたところ、正確には「10年ほど前の私の口元」と言うべきだと気付きました。

悲しいことに、今の私の顔にはクッキリと、「ほうれい線」が現れておりました。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年11月19日













締切:2009年11月20日22時00分
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