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北朝鮮ミサイル発射の誤情報について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年4月5日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『ソマリア海自 外国船救出は当たり前だ』
『ミサイル誤認 萎縮せず情報収集万全に』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『週のはじめに考える オバマとチャーチル』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『エルピーダ支援にYes,but...』
『原発の耐震に信頼取り戻せ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『かんぽの宿問題 透明な手続き不可欠だ』
『ミサイル誤情報 「勘違い」ではすまない』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『ねんきん定期便 制度改革の議論につなげたい』
『震度見直し 観測網の劣化も防がねば』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『分権改革 首相の「決断」はどこへ』
『大戸川ダム 国交省は中止の明言を』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

5日(日)付
「産経新聞」『ミサイル誤認 萎縮せず情報収集万全に』
「毎日新聞」『ミサイル誤情報 「勘違い」ではすまない』
の社説。


4日土曜、正午のNHKニュースを観ていたら、「北朝鮮から飛翔体が発射された」と報じられた。

「来たか~」という、妙な高揚感があった。

ほどなくして「誤認」とわかり、「つまんないな~」という気分になった。

その後しばらく、NHKにチャンネル合わせ続け、北朝鮮からの飛来物に「期待」を寄せていた。


...私の不謹慎な当日の感想はともかくとして、情報に接した方々にはそれぞれ、戸惑いや動揺などがあったかと思う。

産経紙、毎日紙という、価値観の異なる両紙。
当然のことながら、その見解も異なる。

産経紙は、『「敏感に情報収集する方が危機管理としてはいい」』という橋下徹大阪府知事の発言も例に挙げ、残念ではあるが萎縮することがあってはならないとしている。

それに対し毎日紙は、『危機管理上の誤情報は深刻と言わざるを得ない』として、批判している。

個人的には、産経紙の
『政府や防衛省・自衛隊の担当者らが萎縮して、今後の情報収集や伝達に支障が出るのでは本末転倒だ』
『国民の生命・財産を守るオペレーションを支援するのが、政治の役割であろう』
の各一説、及び先に挙げた橋本知事の発言に、共感するところがある。

しかし、毎日紙の
『必要もないのに迎撃することはないのか、日本に落下する場合にミサイル防衛(MD)がきちんと機能するのか、といった疑念もわいてくる』
という不安視も、よくわかる。


いずれにしても、このようなミサイル飛来というケースは、日本においては初めてのことだ。

今回の誤認・誤情報を教訓に、よりよい防衛体制を整えてほしい。


今日の雑感

事後報告になってしまって申し訳ないのですが、弊誌を配信する際の「件名」を変更しました。

従来は、基本的には毎回変わりなく
『世界の新聞「101紙」の視点』
と、しておりましたが、今後は、
『(新聞掲載日)分【101紙】(注目社説コーナーの概要)』
と、しようと思っております。

昨日配信分を例に挙げれば、
『4日分【101紙】自殺者の増加について』
ということになります。

そのほかにも、微妙にマイナーチェンジをしております。
ご意見等ありましたら、お寄せ下さい。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


























締切:2009年04月06日22時00分

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