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北朝鮮のミサイル発射について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年4月6日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『ミサイル発射 失うものの方が多い』
『水俣病救済 『幕引き』は許されない』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『安保理は北の冒険主義を封じ込めよ』
『60年迎えたNATOの意味』
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【毎日新聞】
『北朝鮮ミサイル発射 「ルール破り」は明白だ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『北ミサイル発射 安保理は制裁決議の再確認を』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『北朝鮮ミサイル―国際結束で脅威を抑えよ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『北ミサイル発射 断固たる制裁を加えよ 抑止可能な防衛力の整備を』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

北朝鮮のミサイル発射について、各紙社説を見てみる。


東京紙の、
『大量破壊兵器の開発は周辺国の不信を買い、経済立て直しの必須条件である協力・支援を一層遠ざけるに違いない』
の一節。

確かに、防衛云々を言う前に、「人工衛星を打ち上げることのできる国に、何で経済援助をしなくちゃならないんだ」という気になってくる。

日経紙の結びの一節にも、
『効果的なのは、例えば金正日氏など北朝鮮要人の海外口座に絞った金融制裁である。2年前、北朝鮮が解除にあれだけこだわった事実をみれば、必要性は自明である』
と、ある。

外交努力ももちろん必要だろうが、『北朝鮮には言葉による説得は効かないのだろうか』と日経紙にあるとおり、まずは経済・金融制裁を検討してみてはどうだろうか。


ところで、2006年の7月に北朝鮮がミサイルを発射した際、弊誌の当コーナーで、
『ところでミサイル着弾点は、ロシア沖でもあるわけですよね。
ロシアは北朝鮮に抗議しないのでしょうか?
「危ねぇじゃねーか!!」という感じで...。
それとも事前にその旨、知らされていたのでしょうか?』
と、書いたことがある。

当時、ロシアは抗議はしたものの、それほど強硬ではなかったように記憶している。

日経紙に、
『中国、ロシアは安保理が強い措置をとるのに抵抗感があるとされる。両国とも自国の安全が北朝鮮のミサイルで脅かされる結果につながるとは考えないのだろうか』
との一節があるが、いろいろと余計なことを考えたくなってくる。


【今日の雑感】

あなたの居る所が本当に地獄であったとしたならば、
周りの人も、何もかもが全て悲惨な状況として映るはずです。

「自分だけが、なんでこんな辛い思いをしなくちゃならないんだ」
と感じるとしたならば、
その場所そのものは天国と思ったほうがいいかもしれません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年4月6日




















締切:2009年04月07日22時00分

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