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核の密約について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年7月4日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『IAEA新体制 実効ある核拡散防止に動け』
『雇用悪化 いかに就労の場を増やすか』
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【朝日新聞】
『核の番人 天野大使に期待する』
『「派遣村」後 滑り落ちない仕組みを』
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【産経新聞】
『核の番人 不拡散に強力な指導力を』
『東京都議選 具体的な政策で競い合え』
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【東京新聞】
『天野事務局長 被爆国の願いを世界へ』
『鳩山代表 決戦前に疑念を晴らせ』
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【日経新聞】
『中国資本受け入れで台湾の「香港化」も』
『核拡散防止に日本の知恵を』
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【毎日新聞】
『都議選スタート 問われるのは「政権」だ』
『天野氏当選 「核の番人」の指導力示せ』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

ここ数日の社説から、いわゆる核の密約について書かれたものを見てみる。


産経紙のみ、他紙と意見が異なっている。

同じ右系、そして自民党寄りと目される読売紙でさえ、
『密約はないとする政府見解の維持は、もはや困難だ。政府は、密約の存在を認め、国民に事実関係を説明すべき時だ』
と、しているのだが。


産経紙に、
『今回の発言は(中略)、新事実でも爆弾証言でもない』
『密約の有無をめぐる論議は過去に何度も蒸し返されてきた。「密約はない」と政府が否定するパターンも、これまでと変わらない』
と、ある。

しかしこの点、日経紙では、
『今回の発言は、この密約を「1枚紙」によって「前任者から受け取って、後任者に渡した」と具体的に説明した点が新しい』

そして、毎日紙では、
『密約が外務省内で文書によって引き継がれてきたことを事務次官経験者が証言したのは初めてだ』
『外務省が組織的に密約を管理していたことを意味する重大な証言である』
と、している。

このあたり、産経紙の主張は、やや苦しいだろうか。

読売紙が言うとおり、『半世紀近くが経過し、国内外の状況は大きく変化した』ということだと思う。


個人的には、読売社説の主張に感じるところがあった。


今日の雑感

7月1日(水)から3日(金)までの3日間。

メルマガ発行スタンド「まぐまぐ」さんのシステムリニューアルとのことで、3日間、お休みさせていただきました。

それにしても、こういう書き方は失礼かもしれませんが、弊誌発行がないだけで、ものすごく時間に余裕ができました。

日々、編集・発行にかなり時間をとられているんだな、と、改めて実感した次第です。

とりあえず、また頑張ります。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年7月4日













締切:2009年07月05日22時00分
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