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鳩山総務相辞任について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年6月14日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『イラン大統領選 米国との対話に舵を切れ』
『憲法審査会 民主は「改憲」忘れたのか』
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【東京新聞】
『週のはじめに考える 古人のたまわく』
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【日経新聞】
『日米欧当局は長期金利にも目配りを』
『対JAL公的支援への注文』
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【毎日新聞】
『犯罪被害者対策 痛みの共有を念頭に』
『イラン大統領 ぜひオバマ氏と討論を』
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【読売新聞】
『財政再建新目標 消費税引き上げから逃げるな』
『イラン大統領選 現職再選で遠のく緊張緩和』
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【朝日新聞】
『国連制裁決議 日本がすべき事を冷静に』
『納税者番号 導入へ不安解消の議論を』
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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

最近の社説から、鳩山総務相辞任について書かれたものを見てみる。


この問題についても、各紙主張が分かれている。

「遅きに失した」とする見方はほぼ同じだが、妥当な判断とする新聞と、首相の責任を問う新聞とに大別できる。

毎日紙の、
『西川氏の進退は、(中略)経営責任をどうとらえるかの観点から議論すべきだった』
『ところが、(中略)郵政民営化を積極的に推進するのか、そうでないのかという自民党内の積年の対決に発展してしまった』

及び、読売紙の、
『今回の問題の核心は、(中略)西川社長が経営者としての責任を果たさなかったことにある』
『ところが、(中略)「社長を辞めさせれば郵政民営化が後退する」といった、別次元の議論にすり替わってしまった』

の一節には、共感する。


自民党寄りとされる読売紙が、今回あまり麻生首相をかばっていないように見受けられるのだが、気のせいだろうか。

来たる衆院選に向けて、「麻生降ろし」の微風が吹き始めているのだろうか。


今日の雑感

弊誌を編集していて初めて、プロレスラー・三沢光晴選手死去を知りました。

ものすごいショックです...。

日本のリング上で男子プロレスラーが死亡すること自体、珍しいことですが、超一流のトップ選手が死亡するというのは、本当に信じられないことです。

最近のプロレス事情には詳しくないのですが、かなり無理を重ねた状態でリングに上がっていたのでしょうか。


「アマチュア選手は目の前にいる相手に勝利するだけでよいが、プロ選手は目の前の相手以外に、観客・聴衆にも勝利しなくてはならない」
...これは私の、「プロ選手とアマ選手の違い」についての定義です。

アマ選手は、対戦相手に勝つだけでよい。
しかしプロ選手は、その対戦を見ている客にも勝つ必要がある。

対戦を見ている客は、「お金」や「時間」という大切なものをそれを見ることに費やしている。

そして、客がそれを見ることに割いた「お金」や「時間」に見合う以上のものを見せることができればプロ選手の勝ち。

それができなければ、たとえその対戦に勝利したとしても、客には負けたことになる。

...そんな、私個人の勝手な定義があるのです。


「プロレスなんて、ショーだ」と言う人がいます。
確かに、そのとおりかもしれません。

しかし、プロレスラーほど、「プロに徹したプロ選手」は、他のスポーツ等には見当たらないと思います。

命を削ってまで、客を喜ばせようとする人たちなのです。
ゼニカネよりも、客が喜ぶことを至上とする人たちなのです。

そういう意味では、三沢選手はまさに、「プロフェッショナル」だったと思います。


全日本プロレス時代の、故・ジャンボ鶴田選手との激闘などが思い起こされます。

三沢選手の入場テーマ曲だった「スパルタンX」のイントロを聞くと、今でも気分が高揚してきます。


特別ファンだったというわけではないのですが、ここまで書いて、その死がまだ信じられないでいます。

とりあえず、「ありがとうございました。お疲れ様でした」と、言いたいです。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年6月14日












締切:2009年06月15日22時00分
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