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アラビア語紙から見た、イラン大統領選

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年6月18日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『景気底打ち 家計に安心来ていない』
『党首討論 「対決前夜」の気迫を欠く』
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【読売新聞】
『党首討論 首相の「郵政」弁明は苦しい』
『米韓首脳会談 「北」の挑発をどうはね返す』
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【朝日新聞】
『麻生VS.鳩山 論戦の場を早く総選挙へ』
『米韓会談 冷静に土台を固めてこそ』
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【産経新聞】
『党首討論 船舶検査合意の具体化を』
『改正農地法 減反見直しも同時並行で』
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【東京新聞】
『党首討論第2弾 勢いの差がにじみ出た』
『景気動向 選挙目当ての楽観論か』
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【日経新聞】
『「景気底打ち」でもまだ気を緩めるな』
『党首討論で論点掘り下げよ』
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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

15日付「アル・ハヤート」(アラビア語紙)
『イラン大統領選の結果について』の社説。


先日、日本国内の主要紙社説から、イラン大統領選について見てみた。

本日は、ロンドンで発行されている「アル・ハヤート」というアラビア語紙による視点だ。

このメディア、親米とされるサウジアラビア資本による新聞らしい。

アラビア語のメディアということは、イランをとりまく周辺のアラブ諸国の価値観と考えてよいと思うが、そのあたり若干の注意が必要かもしれない。


国内紙では、例えば朝日紙の、
『改革派の支持者たちが保守の流れを変えようと熱心に活動していたことに注目したい』
或いは、毎日紙の、
『ホメイニ路線から徐々に脱却して欧米との関係改善を図ろうとする勢力』
の存在などについて書かれていた。

しかし、アル・ハヤート紙には、こうした支持者・勢力の話はほとんど出てこない。


また、国内紙では、
「アフマディネジャード氏が政権を担うことになったから云々」
という見方であったが、アル・ハヤート紙からは、
『大統領の個性や独自の方針、彼の人気などを完全に無に帰すというわけでもない』
としながらも、

『選挙とは、革命がつくりだした体制への忠誠心を改めて示す機会にすぎない。停滞を和らげる装置である』

『イラン大統領は政策立案者ではない。決定も行わない。外交、国防、治安、情報、文化の全般にわたり決定権を持つのは最高指導者である』

『イラン大統領は、こうして決定された政策を通訳し、それのセールスを行い、外へ向けて表現して見せるだけである』

などの一節から、大統領が誰かということはあまり関係ないという印象を受ける。


海外紙社説の視点からは、また違った景色が見えてくるように感じられる。


今日の雑感

先日、「セクハラ」に関する話を聞きました。

私も無意識のうちに加害者になってしまう可能性がありそうで、注意が必要だと思いました。


ところで、話は少し変わりますが「好き避け」というのがあります。

密かに想いを寄せている相手を、つい避けてしまう、思わず嫌いな素振りをしてしまう、近づいてくると逃げてしまう...などといったものです。

例えば、同じ職場のとある女性が、どうも自分のことを好き避けしているように感じられたとします。

相手が自分のことを好き避けしているのならば、積極的にアプローチしても喜んでくれるものと思います。

しかし、ただ単に嫌で避けているとしたら、そうしたアプローチは、セクハラと受け取られてしまうことでしょう。

結果、「はっきりしないなら、何もしないほうが無難」ということに...?


社内恋愛というものが難しい世の中になったようです。

というより、そもそも、社内恋愛ということ自体が好ましくないものなのでしょうか?


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年6月18日













締切:2009年06月19日22時00分
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