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貨物検査特措法案について

ジャパンタイムズ ジャパンタイムズウィークリー 週刊ST

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年11月3日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『予算委鳩山答弁 同盟弱体化の危機感が足りぬ』
『文化の日 クラシック音楽にも親しもう』
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【朝日新聞】
『ポスト京都 踏み込んだ政治合意を』
『学校図書館 知の入り口の整備急げ』
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【産経新聞】
『予算委員会 首相の献金問題解明せよ』
『憲法公布63年 改正論をなぜ封印するか』
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【東京新聞】
『衆院予算委 政治家同士 議論深めよ』
『米国経済 金融不安が再燃した』
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【日経新聞】
『外交・安保政策への不安がぬぐえない』
『たばこ「欧米並み」に一理』
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【毎日新聞】
『衆院予算委 異彩を放った加藤質問』
『太陽光発電 一歩踏み出す姿勢で』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

2日付
「産経新聞」『貨物検査法案 自衛隊の活用を再考せよ』
「毎日新聞」『貨物検査特措法 歩み寄り早期成立図れ』
の社説。


『海保を支援する自衛隊の存在は極めて重要といえる。連立政権内部の都合が優先された結果、自衛隊が除外されたのだとすれば残念だ』(産経紙)

『戦時の臨検とは違って警察活動である船舶貨物検査は、あくまで海保と税関が検査の主体となるべきであり、今回の政府案は妥当である』(毎日紙)

と、一見正反対の見解のようだ。

しかし、毎日紙も、
『北朝鮮船舶が重武装している場合など「特別な事情」で、現行法により海自を活用することは政府の判断である』
と、必ずしも自衛隊活動反対ということでもなさそうだ。


また、
『国益のために早期に成立させる責務がある』(産経紙)
『与野党に、政局的な対応を排し、法案の速やかな成立を図るよう求める』(毎日紙)
と、結論としても一致している。


産経紙の、
『社民党次第で、国民の安全を守る政策が変わるような対応は許されない』
との一節。

先の選挙で、国民は社民党に政権を託したわけではない。

自衛隊活動の是非はともかくとして、あまりに社民党の意向が強くなってしまうのはいかがなものだろうか。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

円楽師匠が亡くなったことについて、誰のコメントを一番聴きたいかといえば、やはり立川談志家元ということになります。

古今亭志ん朝師匠や、いかりや長介さんが亡くなった時、「死んでよかった」「いい時に死んだ」などとおっしゃった家元。

どんな発言をするのか、とても興味がありました。

そのコメントは、以下のとおり。

『一緒の時期に入門し、共に若い時代を過ごしました。残念です』

...
このコメントを受けて、いろいろと考えるところがありました。

まずは、家元が側近の人に、「テキトーに何か答えとけ」とか言ったんじゃないかということ。

じゃなければ、特に精神的な健康面で優れず、家元らしからぬコメントになってしまったんじゃないかということ。

そして、もう一つ。
心底そう思い、素直にそう表現されたんだろうかということです。


春風亭柳朝さん(五代目)が亡くなった時のこと。

「あの」家元が、黒紋付に羽織袴の出で立ちで葬儀に出席し、柳朝のお弟子さんの小朝師匠が感銘を受けたという話を聞いたことがあります。

もしも今回の家元のコメントが、心からのものであったとしたならば...。

なんだか、目頭が熱くなってきます。


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今日の一枚

前回に続き、地元自治体主催の「スポーツ体験フェスタ」での写真。

今回は、愚息のピッチング編です。

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ぐんぐんマッチョになる筋トレとは


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年11月3日













締切:2009年11月04日22時00分
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