新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

「日米対等」の軌跡

ジャパンタイムズ ジャパンタイムズウィークリー 週刊ST

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年11月2日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『民事法律扶助 「駆け込み寺」に手当てを』
『貨物検査特措法 歩み寄り早期成立図れ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『日銀決定会合 金融緩和の出口戦略は尚早だ』
『国連核廃絶決議 国際的な機運を有効に生かせ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『「国会改革を考える」 政権交代を生かし大胆に』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『貨物検査法案 自衛隊の活用を再考せよ』
『大阪府庁移転 再認識したい議会の重責』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日銀リポート デフレ警戒を強めよ』
『時効見直し 慎重論にも耳傾けて』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『低炭素の要の原発に正面から向き合え』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

1日付「東京新聞」
『週のはじめに考える 『日米対等』の軌跡』の社説。


このところ、「日米同盟」「日米対等」といったことが、よく話題になる。

政権交代や基地移転問題などが、その要因となっているのだろう。


この社説。
これまでの日米関係の経緯や、歴代首相のエピソードなどが面白い。

また、今は普通に使われている「同盟」という表現だが、
『六〇年安保当時なら「同盟」との表現を使うだけで首相の首が飛んだでしょう』
とする一節も、興味深い。


『首相交代のたびに行われた訪米を「参勤交代」と揶揄(やゆ)する時代もありましたが、当事者の首相としては「核の傘」で守られていても日本は米国の属国ではないとの心意気だったのでしょう』
との、一節。

ともすると「卑屈」とさえ感じられる日本の右系紙の社説などと比べると、頼もしい思いがしてくる。


『「日米対等」の軌跡』についての右系紙の視点も、ぜひ知りたいところだ。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

20歳頃のことでしたでしょうか。
東京・四谷で、女優の池波志乃さんと偶然すれ違ったことがありました。

和服姿で向こうから歩いていらしたのですが、この時、「色気」というものをハッキリとこの目と肌で、感じることができたのです。

ちょうど風呂上りに体から湯気が立ち昇るように、甘く熱い「色気(いろけ)」という「気(き)」が体から発散し、立ち昇っているのが見えました。

自分のような若僧には、どう「扱って」よいものかわからない、圧倒されるような大人の女の色気。

この時は、「これがプロの女優というものか!」と思ったのですが、どうやらそういうことでもないようです。


その後、これと同質の色気に思わぬ所で出会いました。

それは、三遊亭円楽師匠や立川談志師匠といった、噺家の方々からです。

たとえば、「薮入り」の母親を演じる円楽師匠や、「紺屋高尾」の高尾太夫を演じる談志師匠。

失礼ながら外見的には「ムサ苦しいオヤジ」ともいえるような両師匠の体から、池波志乃さんに感じたものと似たような色気が立ち昇っていたのです。

そういえば池波志乃さんも、伝説的な噺家・古今亭志ん生のお孫さんにあたる方。

このような「色気」を放つためには、単なる外見の美しさ以外の「何らかの概念」と「素養」、そして「修練」が必要なのかもしれません。


円楽師匠引退に際して、「まだ大丈夫」との声が多数でしたが、個人的には、「やはり自覚されているんだな」というのが正直な感想でした。

「おまえのような若造に円楽師の何がわかる?」などと言われそうですが、それほど、20年くらい前までの師匠の噺には、ものすごいものがありました。


巧みな話術と限定された体の動きなどだけで女性の色気を表現できる噺家さんは、今後どれだけ出てくるのでしょうか。

落語という手段ではない話芸でもっと活躍していただきたかっただけに、今回の訃報をとても残念に思っております。


ジャパンタイムズ PLUS

もっと楽しく、もっと身近に
英字新聞を読むコツ、教えます!

ジャパンタイムズ

世界の「NEWS(情報)」と「VIEWS(視点)」を知る、
日本を代表する英文ジャーナリズム

ジャパンタイムズウィークリー

世界の一週間を丸ごと凝縮
週末にゆっくり読める英文週刊紙

週刊ST

辞書なしで読める英語学習紙

「アメリカのマーケット」が日本語で読める唯一の雑誌『Newsweek日本版』


あなたもたった1年でニュース英語を完全に聞き取れる

【毎日1分!英字新聞Premium】


プレスリリースが掲載されている新聞ではありません。

日経産業新聞の情報はもっと早く、深い


今日の一枚

先日、地元自治体主催の「スポーツ体験フェスタ」というのに参加しました。

いろいろな種目から好きなものを体験できるのですが、ここ数年、毎年参加しております。

今年は、野球を選びました。

野球は初体験ともいえる、わが息子。
そのわりには、まあまあでしたでしょうか。

写真は、野球の指導を受けている愚息です。

教えているのは同じマンションに住んでいる人なのですが、この方、元プロ野球選手なのだそうです。

taiken.jpg

水着弾ける、腕上がる。水着でゴルフ


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年11月2日











締切:2009年11月03日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ