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子ども手当の所得制限について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年12月22日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『野口さん出発 露の発想にも学びたい』
『自民党冬景色 若いリーダー育てよ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『日本年金機構 看板の掛け替えだけでは困る』
『野口飛行士 宇宙の新時代を開く活躍を』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『100日迎える鳩山政権 いら立ちと変革の期待と』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『鳩山首相上申書 知らなかったは通らない』
『野口さん出発 宇宙で増せ日本の存在感』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日本年金機構 お客様第一の心構えで』
『イラク油田 『復興』を助ける開発に』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『派遣労働者の保護に逆行する法改正だ』
『所得制限なき手当は危うい』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『Blut(血=エスニシティ) と Boden(地=領土)』(Cumhuriyet紙)
『政党への解党命令は合法か』(Radikal紙)
『トルコの抱える新たな問題=左派』(Radikal紙)
『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙)
『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙)
『1938年のデルスィム、2009年議会における共和人民党』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『コペンハーゲンの先は』
ワシントン・ポスト(米) 『コペンハーゲンの合意』
デーリー・テレグラフ(英) 『コペンハーゲンの教訓』
ルモンド(仏) 『失望』
南ドイツ新聞(独) 『世界共同体の葬式』
光明日報(中国) 『中日関係に存在する不確定要素』
人民日報(中国) 『異常気象が北欧を襲ったなら』
京郷新聞(韓国) 『失敗したコペンハーゲン会議』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『コペンハーゲンの大失態』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

19日付「産経新聞」『子ども手当迷走 基本設計を怠ったツケだ』
19日付「毎日新聞」『子ども手当 所得制限は愚策だ』
22日付「日経新聞」『所得制限なき手当は危うい』
の社説。


『所得制限の導入に伴って、事務を担うことが想定される市区町村は年収確認などの作業が大きく膨らむ。結果として事務経費が増えたのでは元も子もない』
(産経紙)

『課税所得2000万円で線引きする案がある。対象外になるのは1%未満で予算圧縮効果は乏しい』
『全市町村で計数十億円の経費とそれなりの人手をかけ、やる価値があるだろうか』
(毎日紙)

と、産経紙と毎日紙の主張する内容はほぼ同じだ。

しかし、結論としては、
『所得制限の導入は現実的な判断といえよう』(産経紙)
『子ども手当の所得制限は、やはり不要である』(毎日紙)
という具合に、異なっている。


一方、日経紙は、
『財源をきちんと確保する見通しを立てられない状況を考えると、一定以上の所得を得ている世帯への支給をやめたり、額を減らしたりする工夫があって当然だった』
と、している。

個人的には、産経・毎日両紙の主張のほうに説得力を感じるのだが、いかがだろうか。


また、民主党の小沢幹事長が所得制限を政府に求めた理由について。

日経紙では、
『制度の持続性を高めるとともに、貴重な財源を保育所の整備などにも有効に使ってもらうためだったのではないのか』
と、しているが、

『参院選への影響を避けるために、制限ラインを高めに設定したのであれば本末転倒だ』
(産経紙)

『「裕福な家の子まで支給するのは釈然としない」という声を封じる程度の意味しかない』
『そもそも民主党に所得制限を求める陳情があったのだろうか』
(毎日紙)

と、こちらについても、産経・毎日紙のほうに説得力を感じる。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

民主党・小沢幹事長の言動が、マスコミをにぎわしているようです。

そして、その多くが、あまり好意的な印象を持たれていないように見受けられます。

なぜ、あえてマイナスのイメージを持たれてしまうようなことをするのでしょう。

マスコミが何と言おうと、自分のやっていることが有権者からの支持を受けるものと考えているのでしょうか。

真に日本の国益を考えてのことなのでしょうか。

押さえきれない権力欲が表れてしまうのでしょうか。

政治能力の衰え...もう「お歳」ということなのでしょうか。

或いは、私たち素人などにはうかがい知ることのできないような、深い権謀術策によるものなのでしょうか。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年12月22日












締切:2009年12月23日22時00分
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