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「鳩山政権半年」について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年3月17日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『子ども手当 生んでからが本番だ』
『空自の官製談合 『悪意ない』では済まぬ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『政権交代の成果みえぬ鳩山内閣の半年』
『外国にいる子に手当は不要』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『鳩山氏自民離党 新党なら まず理念を』
『ミャンマー選挙法 自縛を招く無理押しだ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『鳩山内閣半年 政権交代の成果が見えない』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『混迷自民 そんなことしてる場合か』
『レアメタル 身の回りにも宝の山が』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『景気上方修正 官民連携でデフレ脱却を』
『自民党 解党的出直しが不十分だ』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『危険なチャハール・シャンベ・スーリーを防ぐためには』(Jam-e Jam紙)
『イラク議会選挙』(al-Hayat紙)
『世界中から大使を召還するのだろうか?』(Milliyet紙)
『湾岸情勢』(al-Quds al-Arabi紙)
『イラク国民議会選挙』(al-Hayat紙)
『トヨタ問題と豊田社長の戦い』(Al-Ahram紙)
『スーダン情勢、ダールフールに関するドーハ合意』(al-Hayat紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『気候変動への有害な対処』
ワシントン・ポスト(米) 『エジプトが変わるチャンス』
ガーディアン(英) 『不人気投票の英総選挙』
ルモンド(仏) 『カトリックの時代錯誤』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『日本は借金の麻薬から抜け出せるか』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『テロとの戦いは終わらない』
人民日報(中国) 『団結・奮闘し期待に背かず』
朝鮮日報 『韓日協定文書公開で請求権論争の解決を』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『タイの「赤シャツ隊」の反政府集会』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

「鳩山政権半年」について、各社説から見てみる。


民主党支持率下落の要因について、各紙共通しているのが、
「"政治とカネ"の問題」
「小沢幹事長の独裁」
「鳩山首相のリーダーシップ欠如」
といったところだろうか。


そんな中、朝日社説が『有権者が目を向けるべきもっと大切なことがある』として、少し違った視点を指摘している。

『朝日新聞社がこの週末に実施した全国世論調査によれば、』『政権交代が起きたことを「よかった」と答えた人が7割近くもいた。「よくなかった」と答えた人は2割にすぎない』

つまり、
『鳩山政権のこれまでの仕事ぶりには失望を禁じ得ないにしても、有権者は政権交代を起こしたこと自体を後悔しているわけではない』
ということだ。


他にも朝日社説には、

『鳩山首相は、選挙という民主主義の回路とは別に、「政治や行政への積極的な参加」を有権者に呼びかける』

『みずからの政権の「神髄」を、「新しい公共」と表現する。「官」が主に担ってきた公共的な役割を、「民」が積極的に担っていこうという考え方である』

といった一節がある。

せっかくの高邁な理想も、そこに到達する前に頓挫してしまったのでは元も子もない。

『せっかく、有権者の選択により実現した初の本格的な政権交代だ。失望に終わらせないという強い覚悟を首相に見せてもらおう』(毎日紙)と思う。


『選挙抜きの民主主義はないけれど、選挙だけが民主主義ではない』
との朝日紙の一節。

小沢幹事長の下、「選挙だけの民主主義」になってしまっている感が否めないのは皮肉だ。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

発足時の期待が大きいと、期待を裏切られた時の失望も大きくなる...。

国内外で新政権や新指導者が誕生する度に、これまで何度も弊誌で言っていることです。

今の鳩山政権は、まさにそうした状況かもしれません。

ただ、各新聞社には、暗に(または堂々と)支持する政党が決まっている場合もあることと思います。

社説を読む際、そうした点を割り引いて考える必要もあるかもしれません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年3月17日












締切:2010年03月18日22時00分
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