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消費税率引き上げについて

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年6月21日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『イルカ漁映画 議論はまず見てから』
『常用漢字改定 使いやすく、混乱なく』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『中国は持続的成長を促す人民元改革を』
『海外に逃げる自動車の生産』
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【毎日新聞】
『映画「ザ・コーヴ」 上映中止の連鎖を懸念』
『大学情報公開 地域との連携の礎に』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『深海油田事故 安全策を怠ったツケは大きい』
『成長戦略決定 「絵空事」に終わらせるな』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『人民元上げ 中国にも世界にも利あり』
『IWC総会 南極海の捕鯨、見直しを』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『シベリア特措法 忘れまいソ連の不法行為』
『改正貸金業法 現実に即した再見直しも』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『イスラエルのアラブ系議員たちに強まる逆風、自由船団に乗船していたズアビー議員は
議員特権を一部剥奪』(al-Quds al-Arabi紙)
『自由船団に乗船していたイスラエル国会のアラブ系議員、ガザ封鎖の解除を訴え』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『ようやく補償に応じるBP』
ワシントン・ポスト(米) 『不当に拘束されているイエメン人』
デーリー・テレグラフ(英) 『血の日曜日事件』
ルモンド(仏) 『岐路に立つベルギー』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『揺らぐ中国経済の根幹』
南ドイツ新聞(独) 『きわめて異質な隣国同士』
モスクワ・タイムズ(ロシア) 『キルギスには外国の仲介が緊急に必要』
人民日報海外版(中国) 『上海協力機構は新たな章へ』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『指導性欠いたオバマ米大統領』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

最近の社説から、消費税率引き上げについて書かれている部分を見てみる。


『消費税率を10%に上げれば(中略)、平均的な4人家族では16万円もの負担増となります』
と赤旗にあるが、確かに家計としては痛い。

しかし、読売紙の、
『先進国で最悪の財政状況を立て直し、社会保障制度を持続可能なものにする(中略)それには、消費税率引き上げが避けて通れないことは明らかだ』
との一節が、現実的というところだろうか。


個人的にも、消費税率引き上げについて、反対ということはない。

ただ、読売紙の指摘するように、
『消費税を巡る論点は、単なる税率や時期にとどまらない』
『一つは、増収分の使い道だ』
『低所得者の負担をどう軽減するかという問題もある』
といった点についての、幅広い議論は必要だろう。


これも読売紙からの引用になるが、『食料品など生活必需品の税率を低く抑える軽減税率』ということについては、十分に検討する必要があろう。

食料品や育児・介護用品、或いは学用品などは税率を低く抑え、贅沢品・嗜好品などについては高めに設定するなどしてもいいと思う。


或いは、「消費税の免税事業者」というのがある。

これは、前々年または前々事業年度の課税売上高が1000万円以下の事業者は、消費税を国に納める義務が免除されるというものだ。

こうした免税事業者について、仕入・販売の際の消費税を5%のままにするというのはどうだろうか。

低所得者はこうした事業者から商品を購入すればいいわけだし、「シャッター通り商店街」などの解消にもつながるかもしれない。

これは素人考えなので、おそらく不備が多々あることだろう。

しかし、税率アップやむなしとしても、低所得者に対する負担軽減をいろいろと検討する必要はあるものと思う。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

昨日は、突発的に休刊してしまい、申し訳ありませんでした。

弊誌創刊時には、「紙媒体の新聞がお手元に届くよりも早く!」くらいの意気込みで始めたのですが、創刊から約4年半。

当時保育園に通っていた息子も小学校の高学年となり、私自身や連れ合いの仕事や生活状況も、ずいぶんと変化しました。

また、年齢的にもまだまだ若いつもりではおりますが、ちょっとしたところに「無理がきかなくなってきたな...」と実感することも、ちらほらと出てきております。

極力、配信ペース、及び内容を維持したいと思ってはおりますが、休刊したり、各種コーナーの記事更新をお休みさせていただいたりということは、今後も発生するかもしれません。


「無理せず、社説表題の更新だけでも」と、言って下さる方もいらっしゃいます。

しかし、各新聞社の記事の表題をコピペしてリンクする程度で「私の媒体です!」などとしてしまっては、記事を一所懸命に作成した新聞社の方に、何だか申し訳ない気がしてしまうのです。

私が、休刊したりコーナー記事更新をお休みしたりする度に「申し訳ない」と言うのも、読者の方々に対する想いと、記事をリンクさせていただいている新聞社の方々に対する想いの両方から発せられるものなのです。


以上、言い訳じみた話になってしまい、すみませんでした。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年6月21日













締切:2010年06月22日22時00分
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