中川財務相の記者会見について
【国内主要６紙の本日の社説】
2009年２月17日
（以下、掲載順は日々変更）【朝日新聞】
『ＧＤＰ激減―戦後最大の危機に備えよ』
『中川財務相―この大臣で大丈夫なのか』
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【産経新聞】
『首相サハリン訪問 「北方領土」進展のテコに』
『マイナス成長 もろさ克服する対策打て』
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【東京新聞】
『中川財務相 国をおとしめる醜態だ』
『ＧＤＰ急落 もう一段の景気対策を』
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【日経新聞】
『追加景気対策は大胆に、賢く、遅滞なく』
（詳しくはこちらへ）
【毎日新聞】
『もうろう財務相 醜態の責任は免れない』
『ＧＤＰ２ケタ減 補正前に本予算組み替えだ』
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【読売新聞】
『ＧＤＰ大幅減 不況脱出の処方箋を示せ』
『漢字検定協会 公益をうたって営利に走るな』
（詳しくはこちらへ）
独断と偏見はご容赦！【最近の社説の、ここに注目】
中川財務相の記者会見について書かれている社説から、気になる部分を抜き出してみた。
ちなみに、この件について取り上げているのは、今のところ左系紙のみのようである。
中川大臣は、国会での演説でも読み間違いがあったようだ。
今回の異様な状況が酒によるものでないとしたら、違う意味で心配だ。
昨日も書いたが、小渕元首相の例もある。
早急に健康状態を精査すべきだろう。
ただ、どんな理由であれ、朝日紙にあるように、『代理に任せるとか、対応の仕方はあった』ものと思う。
毎日紙で指摘しているように、『記者会見にのぞんだ本人や、それを止めなかった同行者の危機管理』という点が、個人的には一番気になるところだ。
仮に、風邪薬の用法・用量を守らなかったことが原因だとしたら、その点においても危機管理能力などが危惧される。
このような判断・行動をしてしまった、今回の「財務省・日銀御一行様」。
その方々に、この危機的な経済状況下における舵取りを任せるということに、不安を感じてしまう。
【今日の雑感】
ウィルスや細菌などに感染すると、その防御反応として発熱します。
しかし、高齢者や免疫力が低下している人などは、感染しても発熱しないことがあるようです。
つまり、熱を発するだけの体力もないということなのでしょう。
ＧＤＰが急落しましたが、思ったほど株価に影響は出ていないようです。
「戦後最大の危機」「数十年ぶりの大幅下落」などといわれているわりには、市場はそれほど荒れていないように思います。
なんだか、深刻な感染症に罹患していながら高熱を発しない患者のように思えます。
それだけ、日本の経済的な体力・免疫力が落ちているという気がしてなりません。
こうしたデータが発表されてもあまり反応がないというところが、かえって現状の深刻さを表しているように感じます。
【本日、あなたが最も共感しなかった社説は？】
2009年２月17日
締切：2009年02月18日22時00分
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