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温室効果ガス中期目標について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年2月16日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『G7声明 反保護主義で協調行動を』
『アフガン支援 資金も人材も拡充したい』
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【朝日新聞】
『行政委員―報酬や人事を見直そう』
『衛星の衝突―宇宙ゴミの恐怖が現実に』
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【産経新聞】
『法廷暴言 厳しく対処し被害者守れ』
『G7 合意の迅速な実行が肝要』
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【東京新聞】
『ローマG7 保護主義と戦い続けよ』
『東京五輪招致 二度目の意義を明確に』
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【日経新聞】
『アジア経済再生へ日本の役割は重い』
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【毎日新聞】
『ローマG7 危機の解決策で刺激し合おう』
『松下政経塾30年 「ブランド化」のわなに陥るな』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

昨日付
「産経新聞」『温室ガス中期目標 数値の背比べは国益失う』
「赤旗」『温暖化ガス中期目標/大幅削減の国際的責任果たせ』
の社説。


個人的に、大枠としては産経の考え方に同調する。

しかし、だからといって、
『日本が出している温室効果ガスは、世界全体の約5%にすぎない』
『努力でさらに50%の削減を達成しても世界の排出量のわずか2・5%が減るだけ』
とする姿勢は、どうなのだろう。

産経と赤旗の論点がくい違っているように、国際間においても「価値観・考え方の違い」に終始してしまい、話が前に進まなくなる可能性があるように思う。

過度な負担は避けたいところだが、「日本は削減してもたかが知れてるから」という態度ではなく、「日本も相応の努力はしてます。しかし...」としたほうが、様々な主張も通りやすいのではなかろうか。


環境問題については、「一般的に推奨されていることは効果がない」と主張して注目される専門家もおり、何を信じたらいいのかよくわからない部分もある。

数値目標の設定なども大事だろうが、まずは向かうべき方角をきちんと定めるところから始める必要があるようにも思う。

また、以前から言っていることだが、こうした議論を交わしている各国の首脳や専門家たちは、年齢的にも環境破壊による悪影響を被ることはまずないだろう。

本当に、将来を憂えて考えてくれるものなのか、正直疑わしい。
結局のところ、自分が存命中のメリット・デメリットなどが優先されてしまうような気もする。

穿った見方をすれば、上記の「反対のことをいう専門家」なども、その考え方が正しいのかどうか結論が出る頃には、失礼ながら存命していないのだろう。

今現在注目を浴び、名前が売れ、収入などに直結すればいいと思っているのではないか、などとも勘繰ってしまう。

環境問題については、直接影響を受ける若い世代が中心となって考える、或いはそうした人たちの意見を多く取り入れるなどしたほうがいいように思う。

そのためにも次世代の人たちに、主観的な考え方を提示するのではなく、考えを進めるための客観的なデータなどをより多く提供するなどしたほうがいいのではなかろうか。


【今日の雑感】

中川財務相の記者会見が、物議を醸しています。

私も、TVで観ました。
勝手な憶測はよくないのでしょうが、個人的にはどうみても「酔っ払い」です。
単なる疲労や体調不良、睡眠不足などには見えません。

飲酒をしていないのにあのような状態になってしまうとしたら、財務大臣をお任せすることに健康面・体力面その他、不安があります。

小渕元首相の例もあります。
精密な検査が必要でしょう。


小泉元首相の発言など、このところ現首相・閣僚に、大逆風が吹き荒れております。
「なんとしても麻生さんで...」という空気が一変してしまいました。

先日も同コーナーに、衆院選前の総裁交代という「妄想」を書きました。

中川財務相の醜態も、もしかしたら総裁交代を画策する一派が飲酒を勧めるなどしたのでは...?

このあたり、妄想し出すとキリがありません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年2月16日


























締切:2009年02月17日22時00分

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