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「大企業の無法」について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年8月9日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『地方分権公約 道州制の具体像明示せよ』
『遷宮まで4年 日本人の心確認する機に』
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【東京新聞】
『週のはじめに考える 『強盛大国』の表と裏』
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【日経新聞】
『09衆院選 政策を問う 自由貿易と農業再生の両立策を示せ』
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【毎日新聞】
『衆院選 農業政策、抜本改革の視点示せ』
『アイヌ懇報告書 共生の空間を作ろう』
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【読売新聞】
『消費税引き上げ 必要性を率直に国民に説け』
『レアメタル確保 「都市鉱山」活用に知恵を絞れ』
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【朝日新聞】
『09総選挙・農業再建 減反見直しからの出発』
『甲子園開幕 大銀傘に新たな歴史を』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

3日付「赤旗」
『雇用悪化/大企業の無法を正してこそ』の社説。


『非正規の従業員なら失業したら住む家も失う、正社員でもまともな転職先はなかなか見つからない、会社に残っても過労死と隣り合わせの長時間労働です』

この一節、身につまされる想いがする。

派遣従業員やアルバイトの人たちは首を切られ、残った正社員は過酷な労働、またはノルマを課せられる。

私自身、正社員でもあるが、フリーというか非正規雇用者というか、そういう立場に身をおくこともある。

切られる側、残る側、双方の気持ちが理解できるような気がする。


個人的には、企業が人員整理を行うことは、ある程度仕方ないものと思う。

会社自体が倒産してしまっては、元も子もない。

大多数の社員やその家族を守るため、泣く泣く一部の人に辞めてもらうという選択を迫られることもあるかもしれない。

しかし、昨今の人員整理は、本当にそうしなければならないほどに追い込まれてのものなのだろうかという疑念が湧いて仕方ない。

以前、「編集後記」コーナーに、「2年続けて成果を上げている」という某大手企業の某事業部が、非正規雇用者を切ろうとしているという話を書いたことがある。

業績好調の時でも、常に改善を目指す姿勢はよいことだろう。
しかし、人を切る必要まであるのだろうか?

どうも、企業トップ連中の保身のためという気がしてならない。


『リストラの規模が大きいほど株価が上がる異常な世相を生み出し』
の一文は、貴重な視点だろう。

その会社が何をしているのか。
そして、どういう理由から黒字を生み出しているのか。

投資家たちは、そうしたことには一切目もくれず、儲かりそうな株に群がる。

そして結果的に、そうした企業を支援していることとなる。


日本共産党の主張に共感するかどうかはともかくとして、このあたり、ちょっと考えてみてもいいことではなかろうか。


今日の雑感

このところ続く「のりピー」ネタですが、ついに逮捕されました。

報道によると、弟さんが暴力団員だったようで、やはり逮捕されたとのこと。

身内にそうした人がいるからどうだということはないのですが、私の世代が抱くイメージからすると、やはりショックです。

今までのイメージでの芸能界復帰は、おそらくもうムリでしょう。

お子さんへの影響が心配です。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年8月9日











締切:2009年08月10日22時00分
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