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新卒一括採用を見直すという考え方

【国内主要6紙の本日の社説】

2008年12月25日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『国会閉幕 機能回復し経済対策競え』
『「学士力」 卒業認定を厳しくしたい』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『政府予算案 もう改革はやめたのか』
『産科補償制度 信頼回復に役立てたい』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『世界不況が問う先見性のある経済政策』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『09年度予算案 これでは生活防衛できない』
『解散要求決議案 渡辺氏の言い分に理がある』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『臨時国会閉幕 解散政局で「政策」が沈んだ』
『中期プログラム 消費税上げをどう具体化する』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『生活防衛予算―で、成立はいつなのか?』
『日系人の失業―仲間支える社会の責任』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

昨日付「日経新聞」
『この機会に新卒一括採用を見直したら』の社説。


この社説、個人的には共感する。

なぜ、新卒でなくてはならないのだろう。

「余計な考え方に染まっておらず、自社の価値観に『洗脳』するのに都合がいいから」...
そんなことも考えてしまう。

本来ならば「卒業後何年以内」などという区切りも取っ払ってもらいたいのだが、なかなか難しいだろう。

とりあえずは社説にあるように、『「卒業後3年以内」など、柔軟な基準で若者を採』ってみたらどうだろう。

財界寄りと思われる日経の主張だ。
企業も耳を貸してほしい。


「大学まで出してもらえてるんだ。ゼイタクさえ言わなきゃ働くとこなんかいくらでもあるだろ」

そんな意見の持ち主もいるかもしれないが。


【今日の雑感】

私は大学を出ておりません。
高校卒業後、Ⅱ部の専門学校に通っていた時期もありましたが、いろいろな仕事をしておりました。

大学卒業という肩書き、及びその機会を逃すと、なかなか思うような仕事に就けない状況というのは、よくわかっているつもりです。

私の場合、どの仕事もアルバイトからのスタートでした。

時代もよかったのでしょう。
しばらく働くうちに、
「会社を新しく創るから、役員として参加してくれないか」
「社員にならないか」
などと言ってくれるところが多くありました。

おかげさまで今は、基本的には正社員として働けております。


フランスでしたか、「クビにしやすくする」法律を作ることによって、逆に人を雇いやすくさせるという考え方がありました。

なかなか解雇するのが難しい状況ですと、会社のほうもできるだけ良い人材を採用しようとしてしまいます。

しかし、解雇が容易にできるようになれば、とりあえず雇っておいて、気に入らなければ辞めてもらえばいいわけです。

チャンスに恵まれない在野の優れた人材を確保する、一つの考え方ではあるかもしれません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2008年12月25日












締切:2008年12月26日18時00分
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