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毒物カレー死刑判決について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年4月22日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『企業情報流出 諸外国並みの防止策が必要だ』
『毒物カレー判決 動機不明でも死刑を選択した』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『毒カレー事件 死刑判決と残された宿題』
『海賊新法 詰めの論議をしっかりと』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『毒物カレー判決 裁判員に丁寧な説明肝要』
『小沢氏遊説再開 政治不信を増幅するだけ』
『対北交渉資料 不明朗な経過の真相示せ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『毒カレー事件 釈然とせぬ動機未解明』
『日立の冷蔵庫 消費者をエコで騙すな』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『海賊法案の早期成立には修正が要る』
『「エコ偽装」は許されない』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『カレー事件判決 裁判員が裁くためには』
『学力テスト 全員一律一斉は無用だ』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

毒物カレー事件の死刑判決について、各紙社説を見てみる。


私は一応、死刑賛成論者だ。

その点から言えば、これだけの被害者が出た事件だ。
被告が犯人に間違いないのなら、死刑でいいものと考える。

しかし、どうも「死刑」と断定してしまうことに躊躇する部分がある。
なぜだろう。

動機が不明だからか?
自分でも、よくわからない。
「なんとなく躊躇してしまう」としか言いようがない。

読売紙に、
『自分ならどう裁くか。(中略)この視点で判決に注目した人も多いのではないか』
との、一節がある。

私が、この事件の裁判員だったとしたら。
「みんなが死刑というなら...」と、同調してしまいそうな気がする。

「なんとなく」引っかかる部分を残しながら...。

こうした、自分でもよくわからない「なんとなく」といった感情で、人の生き死にが左右されてしまう可能性があるということ。

ちょっと怖い気がする。


今日の雑感

タレントの清水由貴子さんが自殺したそうです。

なぜだか、とてもショックを受けております。
何でだろう?

TVから受けていた印象とのギャップが大きいからでしょうか。


最近、いろいろな経緯があって、「死」ということについて考えることが多くあります。
(自殺を考えるという意味ではありません。念のため)

訃報を聞いた時の、ショックを受ける度合いの大小。
この頃、その基準が自分でもよくわからなくなってきております。

なんだか、悲しい気持ちでいっぱいです。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年4月22日




























締切:2009年04月23日22時00分

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