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高校新指導要領について

【国内主要6紙の本日の社説】

2008年12月23日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『高校新指導要領 「脱ゆとり教育」をどう生かす』
『月例経済報告 景気「悪化」はすでに深刻だ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『浜岡原発―置き換えしかないのか』
『高校指導要領―英語で授業...really?』
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【産経新聞】
『天皇誕生日 皇位継承を議論する時だ』
『新指導要領 公立高復権へ魅力を競え』
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【東京新聞】
『トヨタ赤字へ 体質改善でけん引を』
『高校新指導要領 教師の力量が問われる』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『保育所の認可基準は地方に任せよ』
『耐震強化が迫った原発廃炉』
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【毎日新聞】
『浜岡原発 今よりリスクを高めるな』
『高校学習指導要領 その先の改革がなければ』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

高校新指導要領について書かれた社説を見てみる。


各紙、注目しているポイントに、かなり差異がある。
そこに、それぞれの新聞の価値観が表れているといえるだろう。


英語の授業を英語で行うというのは、なかなか思い切ったことを考えたものだ。

それ専門の教師が担当するということではなく、現在の英語教師全てが英語で授業を行うということになるようだ。

英語の先生方の今現在の心境は、いかばかりだろうか。

こと「会話」ということだけに関しては、実際のところ、教師の間にかなりのレベルの違いが表れてきてしまうように思う。

その授業を受ける生徒からすると、先生の英語のレベルがどのくらいなのかさえわからないかもしれない。

生徒が気付かぬまま、授業の内容に格差が生じてしまわないか心配だ。

このあたり、当初はネイティブの講師などに週1コマくらい担当させることから始め、徐々に切り替えてゆくとかしたほうがよくはなかろうか。


また、毎日社説の視点が独特だ。

その内容に共感するかしないかはともかく、一読してみたいところだ。


【今日の雑感】

私は、都立高校出身です。

「指導要領」というものがあるようですが、随分と個性あふれる授業を行う教師もいらっしゃいました。

例えば、「倫理・社会」の女教師。
教科書は一切使わず、毎回自前のプリントを配布して授業を行っておりました。

731部隊の話や、南京大虐殺の話など。
「共感した社説は」アンケートで産経が高い支持を得ている弊誌読者の方々からすると、目をむきそうな内容です。

ある日、「卒業後の進路について」という課題が出され、私は「自衛隊に行く」と、ウソを書き提出しました。

後日の授業で、その先生。
「『自衛隊に行く』などと書いた人がいたが、私は一体、今まで何を教えてきたのか...」
と、嘆いておりました。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2008年12月23日













締切:2008年12月24日18時00分
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