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朝日から見る、子どもの暴力

【国内主要6紙の本日の社説】

2008年11月22日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】 『子どもの暴力―いら立ちの芽を摘むには』
       『海賊対策―日本ができる貢献もある』

【産経新聞】 『麻生首相 指導者の自覚ある発言を』
       『APEC WTO年内合意の弾みに』

【東京新聞】 『APEC  保護主義と戦う決意を』
       『高齢犯罪者 福祉との連携が重要だ』

【日経新聞】 『新長官で裁判員制度を始動する最高裁』
       『「強い検査院」で税の無駄阻め』

【毎日新聞】 『郵政株売却凍結 政策転換なら国民に問え』
       『給付金・地方混乱』

【読売新聞】 『日米株安連鎖 GM救済の迷走が落とす影』
       『新型インフル 対策見直しの実効をあげよ』


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

本日付「朝日新聞」
『子どもの暴力―いら立ちの芽を摘むには』の社説。


『全国の小中高校が07年度に確認した子どもの暴力行為が、(中略)過去
最多になったという。』

『数字の上がり下がりに一喜一憂する必要はないだろう。』

『文科省は今回から、(中略)報告を徹底するように求めた。従来なら上がって
こなかったケースが上乗せされたことが想定される。』

『神奈川や大阪が6、7千件にのぼる一方で数十件にとどまるところもある。
実態をどれほど反映しているのか、少々疑問だ。』

『数字の多寡よりも、その向こうに見える、暴発しやすい子どもたちの姿に
目を凝らさねばならない。』

『ちょっとからかわれたり、口論になっただけで、いきなり暴力にエスカレー
トする。そんな子どもたちについて文科省は、自分の感情を抑える力が弱いこ
とや友達とつきあうことが苦手なことを理由としてあげている。』

『テレビゲーム、パソコン、携帯電話。子どもたちの周りには、かつてなかっ
た仮想社会が広がっている。生身の人と接することで自然に鍛えられた心の
耐久力が弱まっていることは確かにあるだろう。』

『ではどうすればいいのだろう。何より家庭の役割が重要なのではないか。』

『荒れる子どもに共通しているのは、日頃からいら立ちやストレスを感じて
いることだという。』

『自分の子どもは日々、何にいら立っているのか、細心の注意を払おう。
テストや通知表ばかりに目をむけていると、SOSを見過ごしてしまう。』

『もっとも、切れやすいのは子どもたちだけではない。大人の世界でも、
電車内のささいなトラブルから暴力事件に発展することなどが珍しくない。』







昨日このコーナーで私が、
「基本的には家庭での教育が主となるものと、個人的には考える」
「子供の言動に気を配るということが、漠然としてはしまうが有効な対策と
いうことになろうか」
と書いたが、奇しくも本日の朝日社説も
『何より家庭の役割が重要なのではないか』
『自分の子どもは日々、何にいら立っているのか、細心の注意を払おう』
と、している。


確かにこの頃、イライラすることが多い。
とにかく、「余裕」というものがない。

インターネットの普及により、24時間居ながらにして欲しい情報を検索でき
たり、買い物ができたり、各種予約や申し込みができたり、銀行振り込みがで
きたりする。

ケータイ電話で、いつでも連絡がとれる。

コンビニやスーパーで、いつでも買い物ができる。

宅配物も、時間指定ができたり、仮に留守でも宅配ボックスが預かってくれた
りする。

これほど便利になったのだから、さぞ生活がラクになっただろうと思いきや、
あにはからんや...である。

しかし、考えてみれば当たり前のことかもしれない。

ラクができたり便利になったりということは、その分、自分の代わりに誰かが
苦労しているということだ。

例えば、24時間いろいろなことができるということはその分、24時間活動
している人が増えているということだろうし、宅配物の受け取りが便利になっ
たということは、それだけ配達する側の人たちが大変な思いをしているという
ことだろう。

便利さを追求するがあまり、回りまわって自分の首を絞めているような気が
する。

みんながいっせいに便利さの追求にブレーキをかけない限り、環境の破壊に
続き、人間自身の破壊も進んでしまうのではなかろうか。


【今日の雑感】

弾道ミサイル実験が失敗した件。
今のところ、どの社説も取り上げていないようです。

推進派の新聞は当然かもしれませんが、反対派にとっては自説を主張するいい
チャンスだと思うのですが。

この実験だけで数十億円かかったと言われると、やっていることについて疑問
を感じなくもないのですが、個人的には、「攻撃ではなく防衛に重点をおく」と
いう意味で、その「考える方向性」としては同調しています。

...カネはかかりすぎだと思いますが。

敵を攻撃・殺傷することよりも、防衛―それもできるだけ早い段階で―する
ことのほうに注力してもらいたいと思っております。

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