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親権制限について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年2月7日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『プリウス問題 安心と信頼の回復を』
『親権制限 柔軟運用で虐待防げ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『小沢幹事長 不起訴でも厳しい国民の視線』
『ハイチPKO 自衛隊の活動の幅を広げたい』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『老朽ダム撤去 「荒瀬」をモデルにしたい』
『横浜事件 やっと過去と向き合った』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『北方領土の日 四島返還に首相の決意を』
『高速無料化 誤りの是正をはばかるな』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『週のはじめに考える 政治と検察の透明性』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『民営化を止め郵貯を膨らませるのか』
『日米欧の財政に株安が警鐘』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『イスラエルとの関係正常化を拒むエジプト』(al-Hayat紙)
『湾岸諸国の対イラン武装』(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメンでの武器流通と部族社会』(al-Hayat紙)
『ビンラーディンの最新メッセージについて』(al-Quds al-Arabi紙)
『オバマ政権の中東問題への対応批判』(al-Hayat紙)
『アルメニア議定書に暗雲』(Milliyet紙)
『イスラエル戦犯と英国司法制度見直し』(al-Quds al-Arabi紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『オバマ氏の11年度予算案』
ワシントン・ポスト(米) 『バイオテロの脅威に備えよ』
デーリー・テレグラフ(英) 『ギリシャの悲劇』
ルモンド(仏) 『ひとごとではないギリシャ』
南ドイツ新聞(独) 『幻滅の首脳会議』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『米中は大局を見誤るな』
韓国日報(韓国) 『米軍の戦略的柔軟性と有事作戦権』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『トヨタへの警告』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『EUと米国』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

7日付「毎日新聞」
『親権制限 柔軟運用で虐待防げ』の社説。


『親には未成年の子を育てるためのさまざまな権利と義務がある。監護教育権、職業許可権、財産管理権、懲戒権などが民法に定められている』

日頃あまり意識していなかったが、子育てにもいろいろと法律が絡んでいるようだ。

自分の子供に対する様々な言動について、「これは民法の○○権によるもの」などと考えてみると、ちょっと面白いかもしれない。

逆に子供のほうが、「父ちゃん、それは民法の○○権を逸脱する行為だよ」などと言ってきたら、こちらは親の懲戒権を強行してしまいそうだが。


そうした法律が、児童相談所や施設などで弊害となることもあるようだ。

そのため、『法務省は一時的に親権を停止して子を預かる施設長や他の親族の意向を優先させることを検討』しているとのこと。

それについて社説では、
『親権制限は、(中略)児童相談所や施設から歓迎されるだろう』
としながらも、
『安易な親権停止が行われないような措置も必要ではないか』
としている。

『親に対するカウンセリングや研修を充実させることも求めたい』とあるが、『非協力的な態度を変えない親に研修を受けさせることはたしかに難しい』ともあるように、虐待をする親を更生させることは極めて困難なように思う。

『「親によって傷ついた子は、親によってしか癒やせない」。虐待の担当職員たちがよく口にする言葉である』
との一節があるが、そういうものなのだろうか。


また、『民法改正にあたっては親権の中の懲戒権の削除が争点になりそうだ』とのこと。

『親の権利として体罰や暴力が認められているかのような考えの延長に児童虐待はまん延しているのではないか』
との一節には理解を示したい。

しかし、体罰を全く禁止してしまうというのも、いかがなものだろうか。

親権をどうこうするということも必要かもしれないが、親が『未成年の子を育てるためのさまざまな権利と義務』を怠ったり虐待などをした場合に、その親に対する刑罰を重くするということも検討してみたらどうだろうか。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

新聞休刊日。

なぜ、大手新聞社が一斉に休んでしまうんでしょう?
うまくローテーションするなどしてもいいような気もします。

...と、思っていたら、先日ツイッターで以下のようなツイートを見ました。

『休刊日は販売店の皆さんに休んで頂く趣旨で、まちまちだと複数の新聞を扱っている店が休めない事情もあります。』
(「@asahi tokyo」より)

なるほど。

しかし、『もあります』ということは、それ以外にも理由があるのでしょうか。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年2月7日












締切:2010年02月09日22時00分
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