新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

朝鮮学校の無償化について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年2月24日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『もんじゅ再出発 安全と情報公開忘れるな』
『夫婦別姓 考えたい子供への悪影響』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『原発回帰 頼り過ぎてはいけない』
『教職大学院 設置の意義を問い直せ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『「個所付け」に利益誘導のにおいがする』
『コメの価格指標は必要だ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『イランの核 疑惑を晴らす努力こそ』
『鳩山政権への手紙 前原誠司様 直球勝負に期待したい』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『社会保障番号 子ども手当にも必要な制度だ』
『北教組裏金疑惑 政治との癒着を徹底解明せよ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『トヨタ公聴会 安全への誠実さが鍵だ』
『高校無償化 朝鮮学校除外はおかしい』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『バラダイ元IAEA事務局長のエジプト帰還』(al-Quds al-Arabi紙)
『司法改革はなるか?』(Milliyet紙)
『政治はどこへ? 憲法改正問題暗礁に』(Milliyet紙)
『イスラエルとの関係正常化を拒むエジプト』(al-Hayat紙)
『湾岸諸国の対イラン武装』(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメンでの武器流通と部族社会』(al-Hayat紙)
『ビンラーディンの最新メッセージについて』(al-Quds al-Arabi紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『気候変動条約事務局長の辞任』
ワシントン・ポスト(米) 『イランに関するIAEAの新報告』
デーリー・テレグラフ(英) 『かんしゃく持ちのブラウン氏』
ルモンド(仏) 『深まる温暖化懐疑論』
ベルリーナー・ツァイトゥング(独) 『建物は建てるが文化予算は不足』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『もし中国が抗議しなければ』
新京報(中国) 『ダライ会見は実用主義精神の現れ』
ハンギョレ新聞(韓国) 『クラスター弾禁止に韓国も参加を』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『英国の在宅高齢者介護無料化法案』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

新聞コラム社説リンク
国内主要紙・地方紙の社説・コラムへのリンク集です。
業界紙・英字紙にもアクセスできます。

Newseum「Today's Front Pages」
世界各国の新聞のトップページが、新聞紙のレイアウトそのままに閲覧できます。
その数なんと、50~70カ国・500~700紙。
日によって変動はありますが、よく毎日更新できるものです。
PDFで閲覧でき、拡大表示・印刷も可能です。

OpinionSource「Today's Newsletters」
米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説が掲載されております。

Google翻訳
テキストやウェブページをその場で翻訳できます


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

23日付「産経新聞」『朝鮮学校 無償化除外へ知恵を絞れ』
24日付「朝日新聞」『高校無償化 朝鮮学校除外はおかしい』
の社説。


産経紙の書くとおり、
『就学支援金も国民の税金である。それを使う以上、カリキュラムが日本の学習指導要領に準拠していることは最低条件である』
と思う。

この点について産経紙では、平野官房長官の発言を引用し、
『「無償化にふさわしいカリキュラムかも含めて、文科省がチェックしなければならない」と述べ、教育課程が適切でなければ無償化の対象から除外することも示唆した』
としている。

つまり、現時点では、朝鮮学校の『カリキュラムが日本の学習指導要領に準拠している』かどうかわからないということだろう。


それに対し、朝日紙は、
『在日の世代交代が進む中、教育内容は大きく変わった。大半の授業は朝鮮語で行われるが、朝鮮史といった科目以外は、日本の学習指導要領に準じたカリキュラムが組まれている』
と、教育内容に問題はないものと断定しているような論調だ。

朝日紙は、中井拉致問題担当相に、『一度、川端文科相とともに朝鮮学校を視察してみてはどうだろう』と提案しているくらいだから、既に視察するなどして内情に詳しいのだろうか。

『日本の学習指導要領に準じたカリキュラムが組まれている』のだとするならば、私も朝日紙のいうとおり、『外交圧力を加える』ことと『在日朝鮮人子弟の教育をめぐる問題を同一の線上でとらえていいのだろうか』と考えるのだが。


ちなみに、産経紙の、
『朝鮮学校に(中略)就学支援金を支給するというのは、国民感情に反しよう』
『朝鮮総連へ(中略)公的資金を投入し、国民感情に大きなしこりを残した』
と、『国民感情』を多用する部分について。

こうした主張の仕方は、個人的にあまり好きではない。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

女子フィギュアスケート。

浅田真央、キム・ヨナ両選手の演技が素晴らしかったです。
カナダのロシェット選手も、悲しみをこらえた演技が感動的でした。

安藤美姫、鈴木明子両選手の演技にも、伝わってくるものがありました。

また、長洲未来選手にも、がんばってもらいたいものです。

前にも書きましたが、これまでフィギュアスケートにあまり関心がなかった私ですが、今大会はかなりハマっております。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年2月24日













締切:2010年02月25日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ