新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

相次ぐ子どもの暴力について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年6月29日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『日米首脳会談 再出発へ課題は重い』
『名古屋場所開催 まだ土俵際の危機続く』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『日米首脳会談 信頼回復へ共同作業を重ねよ』
『名古屋場所開催 勧告踏まえて抜本的改革を』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『日米首脳会談 「同盟深化」も、沖縄も』
『角界賭博問題 開催優先では出直せない』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『角界の野球賭博 再度言う「ウミ出し切れ」』
『日米首脳会談 合意守る「真剣さ」見せよ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日米首脳会談 沖縄の負担軽減に実を』
『JR不採用和解 23年の恩讐超えたい』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『財政立て直しの国際数値目標の重さ』
『日米修復へ言葉より行動を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『イスラエルのアラブ系議員たちに強まる逆風、自由船団に乗船していたズアビー議員は
議員特権を一部剥奪』(al-Quds al-Arabi紙)
『自由船団に乗船していたイスラエル国会のアラブ系議員、ガザ封鎖の解除を訴え』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『譲れぬメキシコ湾の環境保全』
ワシントン・ポスト(米) 『ハイチ人に対する入国許可を急げ』
サンデー・テレグラフ(英) 『アフガン介入はあと5年が限度』
ルモンド(仏) 『アフガンの出口戦略』
南ドイツ新聞(独) 『混乱の中のアフガン戦略』
フランクフルター・ルントシャウ(独) 『プーチン化したルーマニア大統領』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『アフガンの行き詰まりは打開できるか』
人民日報(中国) 『原油流出で米英関係は試練に』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『米両院が金融規制法案で合意』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

新聞コラム社説リンク
国内主要紙・地方紙の社説・コラムへのリンク集です。
業界紙・英字紙にもアクセスできます。

Newseum「Today's Front Pages」
世界各国の新聞のトップページが、新聞紙のレイアウトそのままに閲覧できます。
その数なんと、50~70カ国・500~700紙。
日によって変動はありますが、よく毎日更新できるものです。
PDFで閲覧でき、拡大表示・印刷も可能です。

OpinionSource「Today's Newsletters」
米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説が掲載されております。

Google翻訳
テキストやウェブページをその場で翻訳できます


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

28日付「東京新聞」
『子どもの暴力 サインを見落とさずに』の社説。


『先生や親は犯行につながるサインを見落としていなかったか』

『ささいなことの裏側にこそ重大な問題が隠れている。学校や家庭、地域の大人はそんな意識をしっかりと共有することが大事だ』

以上の一節。

確かに、凶行の予兆を察知することは重要だろう。

しかし、
『カーテンの開け閉めをめぐりトラブルになったり、席替えを希望したりしていた』
『前夜に将来の進路について母親と口論になっていた』
といったことが、『犯行につながるサイン』なのだろうか。

親と子どもが口論になることなど、わが家でも日常茶飯事だ。
私の子ども時分にも、同級生などとトラブルになることなど、少なからずあった。


「アイツがメチャクチャムカつく!」
「ぶん殴ってやろうか」

例えばこんな感情に駆られることも、その程度の差こそあれ、ましてや『悩みや不安、焦りを抱え、ストレスや鬱憤をため込みやすい』『人生で最も多感な時期』ならば、少なからずあることだろう。

しかし、思ったこと・感じたことを実際に行動に移してしまう前に踏みとどまる障壁となる「何か」があるものと思う。

その「障壁」が昨今、極めて低くなってきたように感じる。


凶行に及ぶことによって、
「周囲の人たちの悪感情が自分に向けられるかもしれない」
「自分の将来も含め、自分にとって大切なものを失ってしまう可能性がある」
「自分に何らかの危害やマイナス要素が及ぶ可能性がある」...。

そんな「恐怖心」や「想像力」といったものが、感情を行動に移す際の「障壁」になっていたのではなかろうか。


キレる大人も含め、安易に凶行に及んでしまう昨今の人たちには、そうした恐怖心や想像力といったものが欠如しているという気がしてならない。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

「子どもは褒めて育てろ」という考え方が、昨今の主流です。
「10褒めて、1叱れ」といった具合です。

確かに、けなすより褒めたほうが、子どもは「やる気」を出し、伸びるものと思います。

しかし、いざ親の手から離れたとき。

周囲の人たちが自分を褒めてばかりくれるとは限りません。

というよりむしろ、けなされたり足を引っ張られたり、理不尽な扱いを受けたり不快な思いをさせられたりすることのほうが、はるかに多いかもしれません。

そうなったとき、褒められ続けて育った人は、うまく適応できるものなのでしょうか。

「長い人生を歩み続ける」ということを考えたとき。

ある程度「不条理に対する耐性」を身に付けておく必要もあるような気がしてなりません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年6月29日













締切:2010年06月30日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ