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日韓併合100年談話について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年8月12日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『中曽根議員会長 参院自民党を変える契機に』
『御巣鷹25年 墜落の悲劇を風化させるな』
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【朝日新聞】
『公務員人件費 目先の策では減らせない』
『御巣鷹25年 大事故から教訓得るには』
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【産経新聞】
『靖国と菅内閣 戦没者を悼む心はどこに』
『日航機事故25年 「空の安全」改めて誓う時』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日航機墜落25年 安全運航は永遠の使命』
『タンカー『テロ』 油断せず、情報収集を』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『デフレ防止の瀬戸際に立つFRB』
『公務員改革の工程表を示せ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『公務員人件費 「2割削減」の約束守れ』
『景気減速懸念 また中央銀行頼みか』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『この国の、「人種差別主義」の現状・・・』(Radikal紙)
『クルド人と共存せねばならないのか?』(Hurriyet紙)
『このクルチダルオールでは何も解決できない』(Radikal紙)
『終わりなき犯罪』(Jam-e Jam紙)
『男女間の『秘め事』がもたらす被害について』(Jam-e Jam紙)
『イスラエルのアラブ系議員たちに強まる逆風、自由船団に乗船していたズアビー議員は議員特権を一部剥奪』(al-Quds al-Arabi紙)
『自由船団に乗船していたイスラエル国会のアラブ系議員、ガザ封鎖の解除を
訴え』(al-Quds al-Arabi紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『英国の医療制度改革』
ワシントン・ポスト(米) 『モスクの建設を認めた正当な決定』
デーリー・テレグラフ(英) 『イランの権力闘争』
ルモンド(仏) 『オバマ氏の逆説的賭け』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『雇用増大には適度な賃金政策を』
南ドイツ新聞(独) 『スローガンと野菜の間』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『イラク撤退後、どうなる?』
朝鮮日報 『米国によるイラン制裁要求』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『イスラエル軍とレバノン軍の銃撃戦』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

日韓併合100年談話について書かれた社説を見てみる。


左系紙は当然のことだろうが、保守系の読売紙も『妥当な内容と言えよう』としたのは意外だった。


『朝鮮名を日本式の姓名に変える創氏改名や日本語教育も行ったが、それらは強制されたものではない』

『菅首相は補償・請求権の問題について「日韓基本条約の考え方を確認し、法律的な形のものは決着済みという立場だ」と述べた。それならなぜ、その点を菅談話に盛り込まなかったのか』(以上、産経紙)

『植民地時代末期には学校で日本語だけを教え、名前も日本式に変える創氏改名を強要した』

『「日韓基本条約」では、両国は韓国国民に対する植民地時代の個人補償も含めた請求権は決着したと確認した。菅首相も会見でこの点を強調した』(以上、東京紙)

産経・東京両紙の、このあたりの差異が興味深い。


個人的には、朝日紙の、

『勇気と謙虚さを持って歴史に向き合い、過ちを率直に省みることが必要だ。深い思慮に基づく冷静な言動を心がけてこそ、未来志向の関係を構築できる』

『そのためには、談話だけでなく、誠実な行動を積み重ねることが大切になる』

といった一節に、共感はする。

しかし、そうした日本の美徳や謙虚さが、こちらが期待するとおり、相手国に伝わるかどうかというところに不安を感じる。

「個人を相手にした場合」と「外国を相手にした場合」とは、分けて考える必要もあるかもしれない。

たとえば、海外で自動車の接触事故などを起こした際、「安易に謝罪の言葉を口にしてはいけない」と聞いたことがある。

こちらに過失があるものと認めてしまうことになるからだそうだ。

「とりあえずは謙虚な姿勢を示して感情的な対立を避け、過失については警察など公正な第三者によって冷静に判断してもらおう」というのは通用しないらしい。

「江戸しぐさ」に「うかつあやまり」というのがある。

被害を受けた側も「うっかりしていた自分も悪かった」というそぶりを見せるというものだが、こうした美徳が「江戸」以外でも通じるとは限らない。


相手に対する思いやりの心や謙虚な姿勢が、かえって仇になってしまっては元も子もない。

慎重を期したいところだ。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

昔、「スチュワーデス物語」というドラマがありました。
日本航空の客室乗務員訓練生を描いたものです。

「ドジでマヌケでのろまなカメ」「教官!」などというセリフも流行ったものでした。

当時はかなり「高み」に位置していた日航。
「憧れの存在」といってもよかったかもしれません。

御巣鷹の事故は、ドラマ終了直後くらいだったでしょうか。
それ以来、凋落の一途をたどったような印象があります。

事故の速報をテレビで知った時の「熱気と湿気を含んだ夕食前の空気」のようなものが、いまだに思い起こされます。

亡くなられた方々に対する哀悼の意と、関係者の方々へのお見舞いの言葉を、あらためて表します。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年8月12日













締切:2010年08月13日22時00分
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