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COP15閉幕について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年12月20日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『COP15閉幕 相互信頼で再挑戦を』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『弱い約束を確かな排出削減合意に育てよ』
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【毎日新聞】
『国連気候変動会議 危うい「義務なき協定」』
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【読売新聞】
『COP15 懸案先送りで決裂を回避した』
『地方分権改革 新政権でも根強い府省の抵抗』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『COP15閉幕 来年決着へ再起動急げ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『COP政治合意 温暖化の放置は不可解だ』
『銀行資本規制 邦銀の体質改善の契機に』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『Blut(血=エスニシティ) と Boden(地=領土)』(Cumhuriyet紙)
『政党への解党命令は合法か』(Radikal紙)
『トルコの抱える新たな問題=左派』(Radikal紙)
『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙)
『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙)
『1938年のデルスィム、2009年議会における共和人民党』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『試されるカルザイ大統領』
ワシントン・ポスト(米) 『難航するCOP15』
ガーディアン(英) 『イランが再び対決路線へ』
ルモンド(仏) 『ブレア氏とイラク戦争』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『国外への軍投入の身構えは?』
南ドイツ新聞(独) 『グアンタナモの「目隠し」』
南方周末(中国) 『死刑執行数を早期に公表せよ』
朝鮮日報 『作戦計画を流出させる軍に国民を守れるのか』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『排出権取引で合意を』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

COP15閉幕について、書かれた社説を見てみる。


『「金儲(もう)け」という視点で見詰めると、混乱の背景が焦点を結んで見えてくる。温暖化防止の「手段」であるべき資金の獲得が「目的」に転じてしまった国が少なくないのではないか』(産経紙)

『交渉が進展したのは、日本や米国が新興国・途上国向けの資金支援策を表明してからだ。新興国・途上国は、先進国からの支援という実利によって動くという現実が如実に示された』(読売紙)

以上の一節は、その通りと思う。

以前から書いていることだが、世界各国の首脳や実力者のうち、温暖化の影響が深刻になるまで存命している人は果たしてどのくらいいるのだろう。

実際に影響が出始めるようになったとしても、最初に被害を受けるのは弱い立場の人たちだ。

目先のカネに心が動くのは、ある意味当然かもしれない。


しかし私たちも、そうした姿勢を非難してもいられないのではなかろうか。

『交渉難航の背景には、金融危機の影響もありそうだ。世界の目が目先の経済対策に注がれ、温暖化対策が二の次になっている可能性がある』
との、毎日紙の一節。

これは、各家庭・各個人にもあてはまるものと思う。

温暖化による将来の憂いよりも、今現在の生活が優先されてしまうことは、仕方ないかもしれない。


『地球温暖化を放置すれば、世界各地で洪水や干ばつが起き、紛争や貧困が広がる。生物の多様性は失われ、人類の繁栄が持続不能に陥りかねない』(朝日紙)
といった、ある意味「キレイゴト」の注意喚起よりも、

『低炭素化につながる技術開発や社会のシステム再構築を核にして、新たな投資や需要を導く成長戦略が求められている』(日経紙)
という方向で考えたほうが、効果的なのではなかろうか。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

20日(日曜)午前。
テレビのBS放送で、東京ドームで行われたビリー・ジョエルのライブを放送していることを偶然知り、つい観てしまいました。

普通、音楽界の"3大B"というと、
「バッハ、ベートーベン、ブラームス」
ですが、私にとっては、
「バッハ、ビートルズ、ビリー・ジョエル」
ということになります。

とても、よかったです!

特に、最後の最後に演奏された「ピアノマン」では、滂沱の涙に...。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年12月20日









締切:2009年12月22日22時00分
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