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地球となかよく

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年1月4日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『未来への責任(3) 若者が負担できる年金・医療 築き直せ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『2010 再建の年 核廃絶に踏み出す時だ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『鳩山外交 揺らぐ日米同盟を再建せよ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『アジアとの共生 手携え人づくりの大循環を』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『安保改定50年 自らリスク担う国家を 日米同盟の空洞化を避けよ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『年のはじめに考える COPの外に嵐吹け』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『アンカラから南東アナトリアを覆う、濃く厚い霧』(Radikal紙)
『Blut(血=エスニシティ) と Boden(地=領土)』(Cumhuriyet紙)
『政党への解党命令は合法か』(Radikal紙)
『トルコの抱える新たな問題=左派』(Radikal紙)
『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙)
『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『今度はイエメンが問題』
ワシントン・ポスト(米) 『弾圧の季節』
デーリー・テレグラフ(英) 『この10年が西側に与えた教訓』
ルモンド(仏) 『EU、2010年の挑戦』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『経済の次に国家の危機も』
光明日報(中国) 『西側に中国の戦略的資源を獲得させるな』
人民日報海外版(中国) 『中国が国際舞台の中心に』
朝鮮日報 『原発輸出は技術と首脳外交の成果』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『縮小に向かう国家の役割』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

3日付「朝日新聞」
『地球文明 低リスク型へかじ切る年に』の社説。


このところの注目社説。
社説内容全般というよりも、その中の一文、或いは一節に注目する場合が多い。

この社説についても、
『この星の生態系は、人知を超えた多様な生物のつながりで成り立っている。種の相次ぐ絶滅は、部品の役割を知らないまま、宇宙船地球号の部品をはずし続けるようなものだ』
という一節に、感じるところがあった。

私は元来、「種の絶滅」は、ある程度仕方がないことと考えていた。

もちろん、乱獲など人為的に絶滅に追い込むことがあってはならないが、そうでないなら現状に適合できないということになるわけで、無理にその種の存続を図ることに意味があるのかという思いがあった。

それは無論、「ヒト」も含めての話だ。

しかし、最近この考え方が少し変わってきた。

「特定の種」ということではなく、「生態系の一つ」という捉え方をするようになったからだと思う。

そういう意味では上記の一節。
特に、『人知を超えた多様な生物のつながり』という部分など、考えの変化に拍車をかける表現といえるかもしれない。


また、
『核拡散が進めば、地域紛争で核が使われるリスクが高まる。サイバーテロ集団が軍事コンピューターに侵入し、核攻撃があったように誤解させて核戦争を誘発させる危険もある』
との一節。

『地域紛争で核が使われるリスクが高まる』ということについては、私も以前から危惧しているところだ。

『非核国は永遠に核保有をしない』というところに不公平感を募らせる人や国もあるかもしれないが、核兵器がテロ組織などの手に渡ってしまうことは何としても避けたい。

また、
『サイバーテロ集団が軍事コンピューターに侵入し、核攻撃があったように誤解させて核戦争を誘発させる危険』
との部分。

昨日、家人がTVで観ていた「ダイ・ハード4.0」という映画に、ついつられて見入ってしまったのだが、決して絵空事とは言えない怖さがある。

『地球環境破壊が文明の慢性病なら、核戦争は文明を滅ぼす急性病』とは、言い得て妙だ。


『「君臨」から「共生」へと頭を切り替え、物語の続きを記していくのが21世紀だ』
との一節。

私は以前から、
「"地球にやさしい"ではなく、"地球となかよく"とするべきでは?」
という意味のことを言ってきた。

「地球を人間がどうにかする」という発想ではなく、「どうやったら地球に仲良くしてもらえるのか」というように考えたらどうだろうか。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

澄明とした紺碧の海原は、地球の眼。
燦々と陽を浴びる大地は、地球の肌。
鬱蒼と生い茂る森林は、地球の髪。
隆々と聳え立つ山脈は、地球の鼻。

この頃ずっと

眼は汚くなり
肌は荒くなり
髪は薄くなり
鼻は低くなり

「地球にやさしい」?
人間そんなにエラいのか?

僕は、も少し謙虚になって、
「なかよく」させていただきます。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年1月4日







締切:2010年01月05日22時00分
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